北海道寝台特急にあこがれて(3)

トワイライトエクスプレス2

(写真)どうしても、この絵が撮りたかった。「トワイライトエクスプレス
室蘭本線 小幌-静狩にて。2005年7月28日撮影。

タイトルが(かなり)久々ですが、明るい時間帯に撮影した寝台特急の写真の中から話をしようと思う。

写真は、今から6年前の7月下旬、「夢空間」が久しぶりに池田まで入線すると聞いて、それを撮る前に肩慣らしを兼ねて室蘭本線で撮影していたときに撮ってきた写真。

この日は朝イチの飛行機で新千歳入り。7月下旬、あまり天気は期待していなかったのだが、朝から天気もよく、5005D、3059レ、5012D、3056レ、5014D、2050レ(その間を走る普通列車を含む)と順調に昼間の走りの撮影を続けていた。

いよいよお待ちかねの8002レ「トワイライトエクスプレス」の時間だが、以前からあるアングルがずっと気になっていた。

「そうだ!あの場所に行こう!」

その場所とは、静狩駅から小幌方向へ進んだ旧室蘭本線の築堤と別れる部分だ。ここは少し小幌方に行くと、トンネルがあって、午前中の下り列車を撮影するのにはあまりにも有名なポイントだが、そこから長万部寄りのこの場所、意外とアプローチがわかりにくいせいか、知っている人は(私を含めて)相当撮影に通いこんでいる人だと思う。

この場所は多少開けていて、線路からの距離もあることから、安全なところからカメラをセット。ファインダーをのぞいてレンズを合わせてみると、徐々にやる気がわいてくる。

「このアングルだ!」

16時45分を過ぎ、間もなく上り「トワイライトエクスプレス」がやってくる時間だ。ただこのポイント、記憶があっていれば、下り貨物3051レと被る可能性があったような気がした。不安がよぎる。

「だめなのか…?」

しかし予想に反して、3051レは先に通過。3051レがトンネルに消えて行ってしばらくしてから、接近警報とともに青いDD重連の姿が!

「これは撮れたな。」

DD重連の次位機が見えたところで撮影開始。決まった。

列車が去った後、プレビューをチェックしたら、DD重連が引く「トワイライトエクスプレス」の迫力あるシーンを撮影できた。夏場しか撮影できないポイントで、しかも前々から狙っていたアングルでイメージ通りつかめたことが何よりもうれしかった。

今からさかのぼること16年前…。どうしても青いDD51重連が牽引する北海道寝台特急の写真が撮りたくて、北海道の鉄道写真撮影を始めた。今でも、寝台特急の撮影の時だけは格段の思いを込めて、本気でシャッターを切る自分がいる。

「寝台特急だけはベストのアングルで、ベストのポジションで撮りたい。」

いつも、北海道室蘭本線に撮影に出るたびにこう思い、頭の中でイメージを作りつつ出かけるのである。

北海道寝台特急の走りの写真の話は、まだまだ尽きないので、引き続き語っていこうと思う。
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tag : トワイライトエクスプレス DD51

夜の写真を撮ってからこそ、寝台特急の写真(3)

ED79カシオペア
(写真1)写真を撮るためには、普段からダイヤを追っておくことに越したことはない。
江差線 渡島当別にて。2005年9月21日撮影。(以下同じ)

前回から引き続き、過去に撮った写真から1枚ひっぱり出してきて話をしようと思う。

写真は、今から6年前の秋口に北海道江差・海峡線の撮影に行ったときに渡島当別駅で撮ってきた写真。

この日は朝から天気もよく、無事に昼間の走りの撮影を終えて、食事を挟んで一休みしてから、〆の写真を撮りに渡島当別駅に。ここでも、週3日運転の「カシオペア」はポイントなのだ。

当時は、この駅で上野行きの寝台特急「カシオペア」が下り「スーパー白鳥」と交換するため、3分程度停車する。(注:昨年12月のダイヤ改正で渡島当別での交換はなくなりました。)

停止位置より多少下がったところから、カメラをセット。ファインダーをのぞくと、目が覚めてくる。

21時25分過ぎ、ED7919号機牽引の「カシオペア」が入線。思った通りの位置に停車。撮影開始。さすがに9月下旬。この時間になると、日中の暑さは嘘のようにひんやり涼しくなってくる。

多少下り「スーパー白鳥」が遅れたおかげで、長く撮影できた。

カシオペア発車
(写真2)上り「カシオペア」発車。光の跡が何とも言えない。

やがて上り「カシオペア」が何事もなかったように発車していった。

列車が去った後、プレビューをチェックしたら、夜の小さな駅で停車する「カシオペア」、そして去っていくシーンを撮影できた。こういう写真を撮るのが、なかなか面白いのである。

やっぱり、寝台特急の夜の写真がここまで押さえられるのも、やはりデジタルの力だと思う。同じISO感度でも、フィルムよりも露光時間が短く、数が稼げるので、いろんな表現方法が試せるのである。

この辺の話は、まだ出てくるので、引き続きお話ししようと思う。

テーマ : 鉄道写真
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tag : カシオペア

夜の写真を撮ってからこそ、寝台特急の写真(2)

カシオペア(2)
(写真)この写真は撮れなくなってしまった。残念。
室蘭本線 洞爺にて。2005年3月5日撮影。

前回から引き続き、過去に撮った写真から1枚ひっぱり出してきて話をしようと思う。

写真は、今から6年前の春先に北海道に行ったときに撮ってきた写真。また洞爺駅での写真だ。

この日は朝から天気もよく、無事夕方通過する大阪行の「トワイライト」を撮影し終了。

夜のイメージを狙った写真を撮りに洞爺駅に。「カシオペア」は週3日運転だから、運転日の撮影は逃したくないという欲が出てくるのだ。

ここでいつも考えるのは、「「カシオペア」をどう撮影しようか?」あらゆるイメージを頭の中に巡らせながら考える。これが楽しい。

上り列車到着10分前、中線に入ってくる上野行きの寝台特急「カシオペア」を待つ。この時間がイメージを狙った写真を撮るのには打ってつけなのである。春先撮影に出ていた時には、一番わくわくする時間でもあり、楽しみな時間でもある。

この時は、洞爺駅の上野よりの歩道橋(下のブログの写真に写っているところ)からカメラをセットして、列車を待つ。(注:この歩道橋は洞爺湖サミット実施の際に洞爺駅整備で移転、解体されました。)

実はこの歩道橋、風が吹きっさらしで、列車待ちをしている間、とても寒いのだ。撮影旅行中は毎朝早起きで、この時間になると眠くなるのだが、さすがにカメラをセットし、ファインダーをのぞくと、寒さで眠気も吹っ飛ぶ。不思議と集中力が出てくるのである。

18時半過ぎ、DD51重連牽引の「カシオペア」が入線。思った通りの位置に停車。撮影開始。この年は雪が多くて、中々いい雰囲気だ。雪はこのくらい積もっていないと…。

「スーパー北斗18号」も去って、上り「カシオペア」が何事もなかったように洞爺駅を発車。もちろん、これも撮影。

道具を片付けて、プレビューをチェックしたら、イメージ通り、重連のDD51と客車のカシオペアロゴを入れて撮影できた。寒い中、待って撮影した甲斐があった。

こういう写真を撮ると、すっかり寝台特急の夜の写真は昼間とはまた違った魅力に憑りつかれてしまうのです。いろんな表現ができそうな気がしてくるのです。

この辺の話は、まだ出てくるので、引き続きお話ししようと思う。

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夜の写真を撮ってからこそ、寝台特急の写真(1)

カシオペアイメージ1

(写真)夜の写真を撮ってからこそ、寝台特急の写真。
室蘭本線 洞爺にて。2004年3月6日撮影。

先週中ごろまでの猛烈な暑さとは打って変わって、先週末からのちょっと寒いくらいの涼しさは、疲れ気味の体には本当に助かります。

中々思うように撮影に出られていないので、過去に撮った写真から1枚ひっぱり出してきて話をしようと思う。

ずいぶん古い写真だが、今から7年前の春先に北海道に行ったときに撮ってきた写真。

この日は朝から曇り空で、時折雪が降ってくる状況。しかし、この年は暖冬傾向で早々に雪がなくなってしまい、春の雪なので、日中雪が降ったとしても、すぐに溶けてしまう。

この頃、まだデジタル一眼の駆け出しで、ISO感度の限界を見るのには都合がよかったので、取り敢えずはデジタルで撮影を続けた。

ただ、天気の悪さも手伝って、今一つやる気が出ない状況。だけど、こういう時こそ、夜のイメージを狙った写真に期待してしまうのである。

すっかり日も暮れた18時過ぎ、洞爺駅にやってきた。この頃上野行きの寝台特急「カシオペア」は洞爺で「スーパー北斗18号」との待ち合わせをするため、中線(2番線)に入線、約10分ほど停車する。これはイメージを狙った写真を撮るのには打ってつけなのである。

洞爺駅の跨線橋上野よりからカメラをセットして、しばし待つ。(注:2010年冬の改正から洞爺駅での退避はなくなりました。上り「トワイライト」の退避が10何年か振りに復活しています。)

18時半過ぎ、「ピンポーン、間もなく列車が来ます。危険ですので、下がってお待ちください。」のアナウンスとともに、駅はずれの踏切が鳴り出した。列車はもうすぐ到着する。

札幌側を眺めると、遠目にはDD51のヘッドライトが見えてきた。定時だ。やがて、中線に迫力のあるDD51重連牽引で「カシオペア」が入線。撮影開始。中々いい雰囲気だが、雪が少ないのが残念。多ければもっと冬らしく見えるのに…。

撮影を進めていくと、「スーパー北斗18号」が到着。長時間露光でテールライトの光跡をはっきり出そうと、それを狙う。長時間露光が終わり、上り「カシオペア」が何事もなかったように洞爺駅を発車。もちろん、これも撮影。

道具を片付けて、プレビューをチェックしたら、「できた!でも、もう少し雪があればもっとよかったのに…。」と思った。

寝台特急は、昼間の走りもいいけど、やはり自分の中では、

「寝台特急=夜汽車」

のイメージがある手前、夜の写真も撮りたくなってしまうのです。寝台特急の夜の写真は昼間とはまた違った魅力に、つい北海道室蘭本線に出かけると、その度に撮影してしまうのです…。

この辺の話は、まだ出てくるので、引き続きお話ししようと思う。

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Author:W1
早いもので、最初に買った単焦点レンズで撮影するようになってから22年が過ぎました。

未だに単焦点レンズの描写の良さから使用し続けている状況です。カメラバックが重くても、単焦点レンズを詰めて撮影に出かけています。

過去に撮ったものから、最近撮影したものまで、撮影する際に心がけていることや気になること、こだわっていることを書いています。

ごくまれに「ひとりごと?」を書くことがあります。

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