どうしても残しておきたかった写真(「エルム・エルム81」号、北海道場面) 

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(写真1)「エルム81号」は夜明け前の通過。撮影はかなり厳しかった。
室蘭本線 有珠-長和にて。1998年1月撮影。

今年も残す所三週間余りとなった。本当に一年一年が速く過ぎていく。

かつて、「北斗星」の補完列車として走っていた「エルム」号。この列車も、設定がなくなってから随分時間が経ってしまった。

写真は、北海道寝台列車を本格的に撮影し始めた頃の写真で大分荒削りなものが多いが、この先の寝台列車の動向が気になる昨今、敢えて北海道場面を走る「エルム」を紹介しよう。

写真1は、年末年始の休みを使って北海道入りした時に撮影したもの。正月前後は夜明け前にほとんどの寝台特急が通過してしまうので、今振り返っても、厳しい撮影だったことを思い出す。

写真2から写真4は繁忙期といえば、ほぼ毎日走っていた頃の「エルム」の写真。いずれも、1997年8月撮影。

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(写真2)大沼を進む「エルム」号。
北海道の旧盆期間、道南は本当に晴れずに苦々しい思いをしたことを思い出す。
函館本線 七飯-大沼にて。

写真2は朝からこの場所で撮影した時のもの。この後、海峡線で撮影したような気がする。とにもかくにも、旧盆期間の道南は天気にならない。

でも、休みがそこしか取れないから仕方がないのは分ってはいるのだけれど…。

このとき、気持ちの中には何か煮え切らない思いだけが残ったのを覚えている。

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(写真3)静狩の直線を進む「エルム」号。
室蘭本線 長万部-旭浜(現在は静狩)にて。

この日は静狩の直線で撮影したのだが、天気は今ひとつ。手ごたえが感じられない。

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(写真4)豊浦の俯瞰からの「エルム」号。
室蘭本線 大岸-豊浦にて。

この日も天気は今ひとつ。こういう時こそ、俯瞰で逃げるのはアリだな。と思う。

果たして今、この場所で撮れるのだろうか?

写真を見返してみると、少ないながらも、現役時の「エルム」号の写真が残っていたこと。

設定日が少なくなっても慌てなくて済んだのは、それなりに記録したコマがあったからだと今でも思う。

無くなるとか、先行き不透明感が漂ってきてから駆けつけても、余りいい絵が得られないような気がするのは気のせいだろうか?

新しい列車の設定が始まった時に、(余り考えたくはないけど、)いつか終わりの日がやってくる。

走っている間なら、何度でもシャッターチャンスがある訳だから、特に気に入っている列車であるならば、ある程度色々な形で残せたほうが良いのではないか。と、いつも思うのである。

つい、

「普段から走る姿がを撮影することが記録なんだ。」

と、私の中では常々思うのである。

#この頃の記録した北海道の鉄道写真は、色々紹介していく予定です。
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寝台特急「カシオペア」最初の冬(1)

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(写真)「カシオペア」号、最初の冬は余りにも厳しかった。
室蘭本線 有珠-長和にて。2000年3月撮影。

北海道は本格的な白い冬がやってくる。私にとっては一番大好きな季節がやってくる。
大好きな冬の写真から一枚紹介しようと思う。

撮った時期は3月も上旬、この日は朝から曇っていて、時折雪が舞っている。一日こんな天気だった。

この当時、下り「カシオペア」は写真の場所を6時45分頃通過する。日の出直後のこの時間、外は格段と冷え込んで、外で待つ身にとっては、短時間でもとても辛いのだ。

でも、好きで撮りに来ているので帰るわけには行かない。

しかも、天気も天気だったので、少しゆっくり目の午前6時前にホテルを後にして、原農園裏に向かう。

コンビニで朝ご飯を確保してから到着。しばし休憩してから、機材のセットにかかる。

それにしても、寒い!すぐそこが海なので、海からの冷たい風が体温を奪っていく。セットを終えたら車に戻って休もう。

6時40分を過ぎて、車から降りてカメラをセットした場所に向かう。

改めて、アングルをあわせて「カシオペア」を待つ。

やがて、奥の踏切が鳴り始めた。ほどなく、手前の踏切も鳴り始めた。

ヘッドライトが見えた。

「来た!」

道南もそれなりに降っているのだろう。見事なまでにヘッドマークは雪に覆われている。ピントを置いた所から連写開始!手ごたえあった。

東京に帰ってから、仕上がった現像を眺めていると、

「中々いいんじゃないかな?」

北海道の冬は厳しい。特に私の撮影している道南室蘭線は海に近く、海からの風が厳しい手前、実際の温度よりも体感温度が低く感じる。

北見方面の寒さとは質が違うのである。まぁ、北見方面は北見方面で別の意味で厳しい寒さがあるのだが。

雪に縁のないところに住んでいる手前、冬の写真は大好きなので、まだまだ紹介したいと思う。

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tag : DD51 カシオペア

どうしても記録しておきたかった写真(3)「北斗星ニセコ」

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(写真1)今となっては、山線を走る「北斗星」も貴重だ。「北斗星ニセコ」号。
函館本線にて。2002年12月撮影。

今冬の道内は雪の降り出しが遅いと思ったら、いきなりの暴風雪になったり、大雪になったりするから性質が悪い。

こんなときに紹介するのも気が引けるのだが、敢えて冬の写真も悪くはないんだという写真を紹介しようと思う。

今から12年前の春先に有珠山が噴火。長期間にわたって室蘭本線が不通となり、寝台特急列車は、一部の列車を函館止まりにして函館山線を迂回する措置が取られた。

これ以降、繁忙期を中心にしばらくの間、山線経由の臨時寝台列車が設定されるようになった。

設定列車は、「北斗星ニセコ」や「夢空間北斗星ニセコ」のいずれかだったのだが、何年もしないうちに姿を消してしまった。

この列車、函館-小樽間はDD51の重連だったのだが、小樽-札幌は札幌運転所への回送の都合上、プッシュプル牽引だった。

設定が始まったものの、いつ消えるかわからない。

「これは記録しないと・・・。」

撮影した時期は2002年12月下旬。偶然にも、年末に休暇が取れてしまったので出向くことに。

まずは着いた足で稲穂駅へ向かう。着いた日はとてもいい天気だった。

稲穂駅のホーム端で待っていると、程なく「北斗星ニセコ」の通過時間だ。ファインダーを覗くと見た目が単機だ!(写真2)

「えっ????」

シャッターを切り終えて編成を見送ると、なんと!後ろにDD51がぶら下がっているではないか!

「なんだぁ、小樽-札幌はプッシュプルなのか・・・。」

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(写真2)まさか単機?!と思ったらプッシュプルだった「北斗星ニセコ」号。
函館本線 稲穂にて。2002年12月撮影。

撮影を終えてから、レンタカー屋に移動して車を確保。この日は午後沼ノ端に移動して、乗ってきた「トワイライト」を撮影して終了。

そして、翌日。この日は朝から雪が降っていて、しかも本降りだ。何とか小樽を越えて、山線で撮影したい。

朝、私の知人のBooさんを拾って、Booさんの運転で山線へ。現場に到着するも、空は厚い雲が垂れ込め、中々雪が上がらない。

ついた時点で、既に先客が何人かいたのには正直驚きましたが・・・。

待つことしばし、列車自体は多少の遅れがあったものの、通過。(写真1)

DD51重連が雪を掻きながら通過。道南の室蘭本線では中々見られない雪の掻き方で通過していった。

撮影が終わって、その時は天気も天気だったので、

「出来はどうだったかな?」

と思ったが、いま改めて見てみると、

「悪くはない。冬日だったのがわかる絵が撮れて良かった。」

と思うようになった。

この写真を撮って程なく設定そのものがなくなってしまったので、改めて記録に残しておいて良かったと思った。

やっぱり冬の時期の走りはいい。いまこうやって写真を眺めていると、雪の時期の寝台特急を撮りに行きたくなってしまうのだが…。

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早いもので、最初に買った単焦点レンズで撮影するようになってから22年が過ぎました。

未だに単焦点レンズの描写の良さから使用し続けている状況です。カメラバックが重くても、単焦点レンズを詰めて撮影に出かけています。

過去に撮ったものから、最近撮影したものまで、撮影する際に心がけていることや気になること、こだわっていることを書いています。

ごくまれに「ひとりごと?」を書くことがあります。

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