冬の写真を撮ってからこそ北海道寝台特急(4)

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(写真)この年は雪が少なくて苦労した。
しかし、この日は前の日の夜に降った雪が上がって朝からいい天気なったことを覚えている。
寝台特急「トワイライトエクスプレス」。
室蘭本線 大岸にて。2002年3月撮影。

ここしばらく紹介し続けている冬の走りの写真。

今回は、いまから11年くらい前の3月上旬に撮影した寝台特急「トワイライトエクスプレス」。

冒頭にも書いてはいるのだが、この年は暖冬で2月の下旬に道南で雨が降ってしまい、肝心な雪がすっかり解けてしまった。

撮影旅行で訪れた時も、この時期にしては珍しく道路がほぼドライで、しかも礼文近辺でも雪が少ない(というかほとんどない)状態。

これは正直参った。せっかく雪をアテにして撮影に来ているので、これでは撮影の楽しみが半分になってしまう。

どうしよう…。

軽くロケハンした後、ホテルに入って天気予報を見ていると、夜のうちに雪が降って、朝には上がる予報。

「これはイケるかもしれない…!」

翌朝。

東の空が明るくなってきた。今日はいい天気だ。

ホテルを出て車に行くと、うっすら雪が積もっている。

「これは期待できるかもしれない…。」

車の雪を払ってから出発。

「大岸に行こう!」

車で約25分。大岸駅についた。バックの山が真っ白で道床面も白くなっている。

「これはいい絵が撮れそうだ!」

上りホームのホーム端付近から低い位置で三脚・カメラ・レンズをセット。

海に近いので、海からの風が冷たく、徐々に体温が奪われていく。

時計を見ると6時30分だ。間もなく1列車がやってくる。6時34分。1列車通過。シャッターを切る。いい感じだ。

次は8001列車だ。6時39分。遠目に8001列車が見えてきた。定時だ。

決めたところからシャッターを切る。撮った写真が今回の写真だ。

雪上がりの晴れ。しかも、朝から晴れると俄然やる気が出てくるのだ。

大阪~札幌を走る「トワイライトエクスプレス」。

思い入れのあるこの列車の撮影前、結構緊張感が走る。

しかし、どうしてもこの列車は2往復(当時)ある「北斗星」よりも格好よく撮りたいといつも思うのだ。

寝台特急は電気機関車が引く姿もいいのだが、やっぱりDD51の星ガマが重連で引く姿がいいのだ。

しかも、雪景色の中を走るとなったら、俄然やる気が出てくる。機会があれば、まだまだ撮影したい。

冬の写真はまだまだ紹介していきます。
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テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

tag : DD51 トワイライトエクスプレス

冬の写真を撮ってからこそ北海道寝台特急(3)

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(写真)この日は一日厳しい天気だったことを覚えている。
寝台特急「北斗星3号」(当時)。
室蘭本線 有珠-長和にて。1999年3月撮影。

北海道から遅ばせながらも、雪の便りがやってきた。いよいよ冬の季節がやってきた。

私自身、北海道での撮影といえば、夏よりも冬の時期の方が俄然やる気が出るのである。

やはり雪に縁がないせいか、多少厳しい思いをしても、銀世界をかける列車たちを見ているとワクワクしてくるのだ。

写欲が沸いてくるのだ。

しばらく、冬の走りの写真を紹介していきたい。

今回は、いまから14年くらい前の春先に撮影した寝台特急「北斗星3号」。

この日は朝から雪予報で、時折吹雪く荒れた天気だった。

本来なら撮影を止める状況だが、こういう時だからこそ、撮影したいという思いが強かった。

ふつう、本州から撮影に行く人間は、こういう時期にはあまり撮影はやらないと思うのだが、

私はどうしてもこの時期じゃないと撮れないものがあるので、撮りに行っていたのだ。

それだけ、冬の北海道で列車の撮影することが好きなのだ。

本当に今までの撮影の中で、3本の指に入るくらい厳しい天気だったので、ほぼ一日この場所で過ごしたことを覚えている。

この日も、「北斗星1号」から撮影開始。

場所は原農園近くの踏切から大分トンネル寄りのところだ。

天気は悪いけど、天気が悪いなりの写真を撮ることにしよう。

いつもなら、編成で撮りたいところだが、朝から雪で、時折吹雪かれては編成なんて撮れたものじゃない。

ならば、

「冬の厳しさを象徴できるような写真で。それも、寒そうに見える中列車の走りがわかる写真を。」

と考えたら、写真のような絵になった。ちょうど、寝台列車が通過するときになると雪が上がったのだ。

今、この写真を見返しても、

「あの日の天気は厳しかったなぁ。ただ、撮って良かったなぁ!」

「天気は荒天だったけど、撮影に出てよかった。」

「冬らしい絵が残せてよかった。」

確か、この日は「夢空間北海道」の運転日で、エルムスジで運転があったような気がする。

「やっぱり冬の撮影は良い。またやってみたい!」

冬の写真はまだまだ紹介していきます。

テーマ : 鉄道写真
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tag : DD51 北斗星

冬の走りを撮ってからこそ北海道寝台特急(2)

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(写真)3月上旬、まだ北海道の春は遠い。寝台特急「カシオペア」。
室蘭本線 有珠-長和にて。2002年3月撮影。

北海道はようやく雪のシーズンがやってきた。

今回紹介する写真は、まだ春にはまだ遠い3月上旬に撮影した寝台特急「カシオペア」。

関東ではようやく春めいてくる時期ではあるが、北海道ではまだまだ冬だ。

冬の走り(特に寝台特急)が撮りたくて春先に出向いた北海道。しかし、現実はそう甘くはない…。

この日は朝からすっきりとは晴れず、撮影当時の通過時間から考えると、長和駅近くの踏切(現在は廃止)から撮影することに。

この場所は以前某鉄道雑誌に出た場所なのだが、今では撮影できなくなってしまった。

通過10分前に現場に到着。この場所も比較的海から近いところなので、海からの風が吹き付けて寒い。

しかし、この寒さが寝ぼけた体に沁み渡ってくると、徐々に目が覚めてくる。と同時に緊張感が出てくる。

三脚・カメラ・レンズをセットして、列車を迎える準備はできた。

やがて時計は6:45を回り、いよいよ「カシオペア」はやってくる。

6:47、踏切が鳴り出すと遠目にヘッドライトの光が見えた。

「来た!今日も機関車次位はカヤだわ…。」

この日は1100号機先頭だ。編成の後ろが収まるタイミングを計って、シャッターを切りだした。

この頃撮影に行くと、大体機関車次位がカハフではなくカヤのパターンが多かった気がする。

私の撮影ポイント近くで、運転士さんから単笛2声で列車が通過。うれしかった。

昔、北海道に撮影に出ていると、よく単笛を鳴らして通過する運転士さん(特に貨物列車で。)が多かったような気がする。

シャッターを切り終えて、

「朝からカシオペアの写真が撮れてよかった。」

現像が上がってきて、改めてポジをチェックしていたら、

「DDが引き立つ写真。」

が出来たと同時に、

「編成を収めることができてよかった。まぁ、しいて言えばこれで天気が良ければ申し分かったな。」

冬の走りの写真が好きで北海道に行っていた手前、まだまだ冬の走りの写真は紹介していきます。

(写真は雑誌「一個人」に採用。)

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tag : DD51 カシオペア

寝台特急「カシオペア」を撮る(1)

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(写真)日没前に上野を発つの寝台特急「カシオペア」。
東北本線 上野-尾久にて。2013年12月3日撮影。
EF300㎜ F/2.8LⅢ+Ex.2× 1/125sec f/8 WB:10000K iso3200 動体予測機能併用。

今年も残すところ1か月を切った。本当に1年1年早く感じるようになった。

今回紹介する写真は、夕方早い時間に上野を発つ寝台特急「カシオペア」。

どうしても撮りたい絵が頭の中には何枚もあるのだけど、そのうちの一枚だ。

どうしても、日の短いこの時期だからこそやりたい絵があった。

それをいつ撮ろうかと、ずっと心の中でくすぶっていた。

昨日、お昼前に仕事から戻ってきて少し昼寝をしたら15時。

外を眺めると、雲一つないいい天気だ。

「ひょっとして、今日はきれいな夕焼けが拝めるかも。」

となると…、

「この時期は、日没間際に上野を発車する寝台特急「カシオペア」が撮れそうな気がする。」

この日は「カシオペア」の運転日。これは出向くしかない!

場所は西日暮里駅からちょっと歩いたところ。

早速、目星をつけておいた場所から三脚にレンズとカメラをセットして合わせてみる。

始め、エクステンダー1.4を使ってみるが、イマイチしっくりこない。2倍を使ってみたら、以外と悪くない。

「よし、これで行こう!」

徐々に露出は落ちては来るが、そこは最近のデジタル一眼の本領を発揮するところだ。

時計は16:20を回り、いよいよ「カシオペア」はやってくる。

16:24、遠目にヘッドライトの光が見えた。

「来た!」

この日は銀ガマ509号機先頭だ。限りなく0角度に近づいたところからシャッターを切りだした。

シャッターを切り終えて、「カシオペア」のテールサインを見送った後、妙に満足感がみなぎった。

プレビューを眺めているうちに、久々ある程度の線まで納得のいく絵が撮れて、思わずうれしくなってしまった。

「やっぱり寝台特急好きなんだなぁ。」

って。

まだまだ表現したいアングルがあるので、機会がある限り撮影をしていこうと思う。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

tag : カシオペア EF510

寝台特急あけぼのを撮る(2)

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(写真1)初秋の矢立峠を通過する「あけぼの」。
奥羽本線 白沢-陣場にて。2006年9月16日撮影。

あけぼの」号の写真を探していたら、昔撮っていた写真が出てきたので紹介しようと思う。

いまから約7年前の写真だ。当時の撮り仲間に目的地を知らされることなく、車で出発したような気がする。

写真1は朝方に通過する日本海1号(当時)を白沢駅で撮影を終えて、さらに上りの貨物列車を撮影してから定番の撮影地に。

天気も良かったので、敢えて85㎜で編成がわかるように撮影することにした。

定時で「あけぼの」が現れると、狙ったところからシャッターを切った。

この当時、まだ貨物列車のフェリー代行がなかったので、この後の日本海3号を挟んで、お昼過ぎまで81の貨物列車を撮影した。

このお昼過ぎまでが、意外と81の貨物列車の本数が多かったのである。

この後、降雪時期における慢性的な遅れがたたって、徐々にフェリー代行が進んだために、今や、奥羽本線北部の貨物列車のあまりにもの本数の少なさには閉口してしまう。

お昼を挟んで、夕方早い時間の上り貨物列車を撮影したのち、日本海2号の走りを押さえてから大館駅へ。

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(写真2)上野に向かう「あけぼの」。
奥羽本線 大館にて。2006年9月16日撮影。

写真2は、夜の大館駅に到着する「あけぼの」を撮影した。

さすがに9月も中旬。暗くなるのは早い。19時過ぎに「あけぼの」がやってきた。

双頭連結器の136号機はやはりごつい感じがする。

これを撮影して、約1時間20分後に来る日本海4号が来たら、撮影はおしまいだ。

いま眺めていても、あっという間の撮影時間だったような気がする。

こんなシーンも、あと4か月余りで終わってしまう。

いま、この写真を眺めていると、ある意味儚さすら感じてしまうのは気のせいだろうか?

貨物列車の話も書いたが、それについては後程。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

tag : あけぼの

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早いもので、最初に買った単焦点レンズで撮影するようになってから22年が過ぎました。

未だに単焦点レンズの描写の良さから使用し続けている状況です。カメラバックが重くても、単焦点レンズを詰めて撮影に出かけています。

過去に撮ったものから、最近撮影したものまで、撮影する際に心がけていることや気になること、こだわっていることを書いています。

ごくまれに「ひとりごと?」を書くことがあります。

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