寝台特急「トワイライトエクスプレス」を撮影する(1)

13122701
(写真)大阪行きの8002列車は、大阪に近づくほど撮影がしやすい列車だ。
北陸本線 湯尾-今庄にて。2003年2月撮影。

ここ何年か、春が来るたびに少なくなっていく感のある寝台特急。

この春の改正が過ぎると、残すところは、いよいよ北海道寝台特急のみになってしまう。

子供のころに寝台特急ブームでこの道に入った手前、ここ何年かの寝台特急の廃止報道には寂しさを感じる。

残る列車も先が見えている。機会がある限り、記録していきたいと思う。

さて、今回紹介するのは、今から約11年位前(もうそんなになるのか!)の2月に北陸線撮影の時に撮った「トワイライトエクスプレス」。

2月上旬。札幌雪まつり期間に入ると、「トワイライトエクスプレス」は毎日運転に変わり、撮影の機会が格段と増えるので、その時期を待って撮影に出ることに。

しかも、いつもの北海道場面ではなく、本州場面で撮影することに。

日の出の時間を考えると、「日本海4号」(当時)あたりからスタートできるので、「日本海4号」から撮影開始。

当時、「トワイライトエクスプレス」の客車のリニューアル工事が始まったころで、第3編成が全般検査と同時にリニューアル工事が終わって出てきたので、何としてもこれは記録したい。

機関車も帯(縁取り)が追加されたので、これと編成を組んでいる状態を撮影したい。

この日は朝からとてもいい天気になり、撮影には打ってつけなのだが、編成がわかるように撮れて、完全に順光になるのはこの場所だという確信もあって、この場所で撮影することに。

列車はこの時期にしては珍しく定時で運転しているようだ。線路と平行している道路の端に三脚を据えて、カメラをセットして列車を待つ。

10時20分。遠くの踏切が鳴り出して、やがて遠目から2つのヘッドライトと深緑色の機関車が見えてきた。

「来た!さて何号機か?」

左頭になるアングルからシャッターを切った。手ごたえがあった。

編成を見送りながら、

「帯に縁取りの入った114号機にリニューアルされた第3編成。統一感のある編成が撮れてよかった。」

いつも北海道場面でしか撮っていなかったので、本州場面の撮影も悪くはないと思った。

当時、この後貨物列車が2本(コンテナ1本、専貨1本)続くので、撮影していて飽きない時間帯だった。

この写真を眺めていて気が付いた人もいると思うのですが、

「ん!」

と思われた人は、随分勘の鋭い人です。

当時、直流区間は近江塩津以南なので、牽引機の81は片パンタなのです。

今、直流区間は敦賀まで延びているので、この姿での撮影が出来なくなってしまいました。

北陸線も、2002年2月・2003年2月と特急列車の移り変わりも見ながら撮影してきたので、その頃撮った写真も紹介していきたいと思う。

(写真は雑誌「鉄道ピクトリアル」に採用。)
スポンサーサイト

tag : トワイライトエクスプレス EF81

新鶴見機関区唯一のEF65PF広島更新機を撮影する(1)

ef65212701
(写真)8592列車は単機だったが、冬の午後の光線は唯一の広島更新機PFを美しく照らしていた。
常磐線 北千住付近にて。2014年1月22日撮影。
EF200㎜ F/2.8LⅡ 1/500sec f/6.3 動体予測併用 (脚立使用)

いきなりこんな話から始めて申し訳ないのだが…、

昨年末からやたらドタバタしていて撮影にも出られず、これといった更新もしていなければ、

「撮影に出たい!」

という欲も徐々に薄れ、年のせいか、撮影のために出かけることが億劫になってしまい…、

気が付いたら、ここ1か月余り公休が撮影以外の外出だったり、ひきこもりで終わっていた。

公休がひきこもりで終わってしまうと、むなしさだけが残って、心の中で何か燻るものがあった…。

しかし!

「どうしても撮影しておきたい!」

と思う被写体で、まだ近所で撮っていないものがあることに気が付き、ようやく撮る気が出てきた。

今年から来年あたりは、それらに的を絞ってやってみようと思う。

まぁ、ひとりごとはさておきとして…。

今日の一枚は、貨物会社で現役のEF65PFのうち、唯一の広島更新色の2127号機を撮ったもの。

岡山機関区に所属していた頃に1093号機ともども、この塗りになったわけだが、何とも特徴的な塗り分けである。

この状態で岡山から新鶴見へ転属してきたものの、1093号機は全般検査で大宮更新色に変わってしまった。

残された1127号機も入場の際にその動向が注目されたが、見事に広島更新色のまま全般検査を出場した。

特に省令の絡みで2000番台に改番後は、プレートの色味と車体の色味とが微妙に異なるのが面白い。

写真は、午後の北千住駅上野寄りの歩道橋からの撮影。当然脚立使用である。

14時12分発の下りが過ぎてまもなく、踏切が鳴り始めた。ほどなくして2127号機が現れた。単機だ。

1台分が写る範囲で的を絞ってアングルを固めて撮影開始。

手ごたえがあった。

検査明けからだいぶ時間もたって、それなりに汚れてはきたが、それはそれで、かなり味わい深い雰囲気になってきた。

この機関車も、いつまで走るかはわからないけど、機会があれば、まだまだ撮影しておきたい。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

冬の写真を撮ってからこそ北海道寝台特急(5)

13122301
(写真)3月上旬、「北斗星1号」(当時)の通過時間で、ようやく明るくなってくるタイミングだった。
室蘭本線 大岸-豊浦にて。1999年3月撮影。

今回も、まだ荒削りながらも、被写体に夢中になって撮影していた頃の写真から一枚紹介したい。

確か、2つ下の荒れ模様になる前の日だったと思う。

この日は、朝からいい天気になった。しかし、朝から晴れるということは、放射冷却で冷え込みはキツイ。

前から何度もこのブログに書いてはいるが、この寒さは、この時期に撮影した人じゃないとわからないと思う。

ホントにきついのだ。しっかり防寒していても、日の出とともに、徐々に体温は奪われていく…。

だけど、大好きな寝台特急を撮影に来ている手前、帰るわけにはいかないのだ。

「何としても、良い絵が撮りたい!」

6時過ぎに車を降りて、撮影場所に向かう。車を降りると、すっかり目が覚めるのだ。

振り返ると、朝焼けがとてもきれいだ。6時半までに上りの貨物列車が3本通過する。

3本目の貨物を見送ると、いよいよ1列車(当時)の時間だ。

朝の情報番組での交通情報では定時で運転中とのこと。寒いながらも、撮影に気合が入る。

6時35分を過ぎると、DD重連が顔を出した。

「来た!1006号機頭だ!」

DDが右に振り始めた所からシャッターを切った。この場所でシャッターを切りたかった。

「(出来はどうあれ、)切れてよかった。」

この後、8001列車と6003列車を撮影して移動。

この頃の写真を見ると、色んなことを思い出します。

天気がどうあれ、とにかく必死だったこと。

(写真の)腕はともかく、DD重連の寝台特急が撮りたくて仕方がなかったこと。

機会があれば、1枚でも多く(列車の写真を)撮りたかったこと。

この頃、北海道に寝台特急の撮影に行けることが何よりもうれしかったこと。

特に寝台特急に関しては、1枚1枚思いを込めてシャッターを切っていたこと。

それだけ、被写体に熱心に対峙していた自分がいたこと。

さすがに、最近ではDD重連の寝台特急を撮影することが難しくなってきてしまったが、

訪れる機会があればぜひ撮ってみたい。

この頃の写真は、まだまだ紹介します。

テーマ : 鉄道写真
ジャンル : 写真

tag : DD51 北斗星

プロフィール

W1

Author:W1
早いもので、最初に買った単焦点レンズで撮影するようになってから22年が過ぎました。

未だに単焦点レンズの描写の良さから使用し続けている状況です。カメラバックが重くても、単焦点レンズを詰めて撮影に出かけています。

過去に撮ったものから、最近撮影したものまで、撮影する際に心がけていることや気になること、こだわっていることを書いています。

ごくまれに「ひとりごと?」を書くことがあります。

リンクについては、私が「いいねぇ!」と思ったリンクを適宜追加していきます。

なお、私のブログはリンクフリーです。

他のFC2ブログから当ブログにご訪問の皆様、いつもご訪問いただき、ありがとうございます。引き続き、よろしくお願いいたします。

コメントは承認制です。投稿される前に以下に該当していないか確認してください。

・ロケ地に関する問い合わせ。(自分で探すものです。)

・私的利用を目的とした写真の提供。

・HNのないもの。

・最低限のあいさつのないもの。(特に初めて投稿される場合。)

・ブログテーマの趣旨から外れたコメント。

・独りよがりなコメント。

以上に該当するものはアップしませんので、予めご了承ください。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR