さよなら北総7260!
(写真)この列車が、営業列車としては京成線内最終列車となった北総7260形。
京成線 町屋-千住大橋にて。2015年3月22日撮影。
普段は最終日とかには出向かないのだが、この車だけはどうしてもやっておきたかった…。
今日のこの列車をもって、京成線内の営業を終了した。
この列車には、本当にいろんな意味で振りまわれた…。
沿線に撮影に出た時に限って運用無だったり、あっても午前中で運用が終わってしまったり…。
客で乗るときに限って出くわしたり…。
7250形の後継として運用された7260形。昭和の京成顔がこれで終わりを迎えることになった。
沿線でお会いした皆様、お疲れ様でした。
とともに、直前で場所を譲って戴いた方に多大なる御礼を申し上げます。
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ありがとう北総7260形
(写真)先日の京成3300形に続き、リース車両の北総7260形も19日で運用を終了した。
京成線 青砥-京成立石にて。2015年3月16日撮影。
先日、京成3300形がさよなら運転を行ったのは記憶に新しいが、今度は同型車で北総にリースしていた7260形が、22日のさよなら列車をもって運転を終了することになった。
後継のリース車は京成3700形になるようなので、3150形以来続いてきた抵抗制御で発電制動のリース車は打ち止めとなる。
とともに、北総鉄道から普通鋼製車体の電車が消滅することになる。
これで、北総鉄道も営業車は全車ステンレス車に統一される。
運用に入ったのは以下の通り。(確認分のみ。)
16日:21N、18日:39N、19日:21N
長い往復と印旛留置(39N)に入れたことが特筆される。
この電車の離脱で、昭和40年代中ごろまでの車が姿を消すことになった。
常磐線新松戸以南から姿を消した安中貨物
ダイヤ改正で激減した愛知EF641000首都圏運用
(写真1)ダイヤ改正以降、隅田川近辺でまともに撮影できる64貨物は早朝の1098列車のみ。
常磐線 隅田川(貨)付近にて。2014年4月撮影。
以前から言われていた話なのだが、今回のダイヤ改正で、ついに愛知EF641000の首都圏運用がさらに激減した。
隅田川に入るのは、早朝の1098列車のみになってしまった。
ひと頃前まで、普通に見ることができた貨物641000だが、隅田川近辺ではこの列車しか見ることが出来なくなってしまった。
(写真2)1091列車も担当していたが、新鶴見65に持ち替えになり、日中の蘇我行貨物の運用からは消滅。
新金線 金町-新小岩にて。2014年11月撮影。
写真2の1091列車も、今回の改正で新鶴見65の運用に戻ったために姿を消した。鹿島貨物からしばらく総武線内で愛知641000が拝めていたのに、この改正で日中時間帯からは見納めに。かろうじて夜間の5971列車のみ残った。
(写真3)暫定的だったが、半年だけ運用された8592列車も、新鶴見65に戻った。
常磐線 北千住付近にて。2015年2月撮影。
日中、編成は短かったり単機も多かったけど、8592列車も新鶴見65に戻ったために見納めになった。
かつて、シャトル列車だったり、隅田川発着に数多く入っていたことが、随分と懐かしく感じられる。
高崎時代から、長いこと首都圏にいた貨物641000が、いよいよ首都圏から見納めになる日もそう遠くはないような気がするのは気のせいだろうか?
早朝で、撮影時期も限られそうだけど、できる限り撮りに出たいと思う。
tag : EF641000
北海道寝台特急列車最終章…(完)
(写真)「北斗星」定期運行最後の年の北海道は、例年になく暖かかった影響で、雪がなかった。
室蘭本線 大岸-豊浦にて。2015年2月17日撮影。
1988年3月13日改正で華々しくデビューを飾ってからから27年…。
2015年3月14日札幌・上野着で、「北斗星」定期運行が終了する。
と同時に、国鉄時代に寝台特急「あさかぜ」号から始まった定期客車寝台特急列車が消滅する。
元々、小学校低学年の時にブルートレインブームがきっかけでこの道に入った(はまった?)手前、時代の流れとはいえ、残念でならない。
今や、飛行機や新幹線網、深夜バスの充実で、もう夜行列車が活躍する時代は終わったのではないかと思ってしまう。
列車輸送のメリットや工夫、新車への置き換えが特になかったことも、旅客離れによる廃止を早めることになっているような気もする。
メディアは、廃止直前だけ取り上げるのではなく、普段からもっと宣伝してくれたら、新車も出てきて、続いたのではないかとも思ってしまう。
「北斗星」も、運行開始の頃のサービスが続いていたら、もう少し違かったような気もする…。
そんな「北斗星」も、初めて乗った時から何年かは、乗る楽しみもあったし、実際乗れば楽しかったのだが、その頃のサービスは、今では見る欠片もないのが残念だ。
臨時「北斗星」は、4月2日上野発から運転が始まるが、8月23日上野着までの期間限定だ。
まだ、臨時設定がある手前、機会が許す限り撮影していきたい。
乗っても、撮っても楽しかった「北斗星」。色々な思い出を運んでくれてありがとう!
北海道寝台特急最終章へ…。(36)
Farewell Twilight Express!(完)
(写真)「トワイライト」最後の年、滞在中に晴れたのはこの日の朝だけだった。
室蘭本線 礼文-大岸にて。2015年2月17日撮影。
13日の札幌・大阪着をもって、「トワイライトエクスプレス」の運転が終わる…。
今まで数多くの想い出を、撮る方でも、乗る方でも提供してくれてありがとう!
今までの列車旅の常識を覆すような、充実した時間を過ごせて、素晴らしい旅をすることが出来たことがとてもよかったし、楽しかったです。
世の中、目的地までより速く行こうという時代に、敢えて時間を楽しむ列車に巡り会えたこと。
のんびり車窓を眺めながら、部屋でゆっくりくつろいだり、食堂車でのんびりとディナーを楽しむ…。
非日常を味わうのにはふさわしい列車だった…。
不思議なことに、大阪駅を降りると、「また乗りたい!」と思わせる唯一の列車でした。
撮る方でも、天気に裏切られることもあったけど、北海道場面で時刻通りにやってくる姿を捉えることができて良かったです。
今後は、西日本管内の団体専用列車として走るそうなので、再びその姿を見ることができることを楽しみにしています。
「トワイライトエクスプレス」、今まで数多くの想い出を運んでくれてありがとうございました!
tag : トワイライトエクスプレスDD51
Farewell Twilight Express!(1)
(写真)この冬の道南は今までで本当に暖かく、2月にしては全く雪がなかった。
室蘭本線 大岸-豊浦にて。2015年2月18日撮影。
いよいよ、明日大阪・札幌発をもって運転終了となる「トワイライトエクスプレス」。
平成元年7月20日に運転が始まって間もなく26年。
終焉の時を迎えることとなった。
1994年3月に初めて乗車した時の感動は、「北斗星」以上のものがあった。
クオリティの高いサービス、食事。列車としての居心地の良さ。
改めて、列車の旅は急ぐのではなく、ゆとりのある旅をすることの楽しさを教わった列車だった。
もう、こういう列車は二度と現れないだろう。
長いこと、のんびり旅をしたくなると、上りの「トワイライト」に乗っていた。
乗車して部屋に入って荷物の整理を終えると、腕時計は外していた。
もう、時間を気にする必要がないし、急いでいないから。大阪に着くのは翌日のお昼過ぎだし。
それだけ、のんびり過ごすことが良かったし楽しかったから。
今回の廃止で、時間を気にせずにのんびり旅を楽しめる列車はなくなってしまう。
ここ何年かの寝台列車の廃止報道に接して思うのは、平成に入ってから、新幹線の延伸や国内線の航空路線の充実で、目的地までの時間をお金と速さで買う時代になってしまったような気がする。
必要以上に時間短縮を求めるあまり、気持ちのゆとりがなくなってしまっている(持てなくなっている)ような気がするのは気のせいだろうか?
昼間から夕方夜に向かって、時々刻々と変化する車窓とか、食堂車で食事をしたり、お酒を飲んで楽しんだり、寝台列車の車内で朝を迎えることが良かったりする時代ではなくなってしまっているんじゃないかと思うと、何ともさびしいです。
魅力的な鉄道旅を提供してくれた列車の廃止は、大変残念でなりません。
「トワイライトエクスプレス」最終列車まで、あと1日。
tag : トワイライトエクスプレスDD51
北海道寝台特急最終章へ…。(35)
(写真)本来なら、ここまで雪晴れを期待したのだが…。最後の年にこれはかなわなかった。
室蘭本線 大岸-豊浦にて。2008年2月撮影。
この年は、雪が多くて撮影のし甲斐があったことを覚えている。
朝起きたら、夜のうちに降っていた雪が上がり、とてもいい天気だったことを覚えている。
雪煙を巻き上げながら「トワイライトエクスプレス」は通過していった。
「トワイライトエクスプレス」最終列車まで、あと2日。
tag : DD51トワイライトエクスプレス
北海道寝台特急最終章へ…。(34)
(写真)夕方まで天気が大丈夫なら、3月この場所でも余裕で撮影できる。
室蘭本線 静狩-長万部にて。2012年3月撮影。
12日札幌発の上りが、営業列車としては最後となる「トワイライトエクスプレス」。
約26年にわたって、大阪と札幌を結んできた歴史に幕が降りる日が近づいてきた。
「トワイライトエクスプレス」最終列車発車まで、あと3日。
tag : トワイライトエクスプレスDD51